読書めも

  • 成熟した依存。疑う力。感情が思考を支配する。メタ認知。(外発的|内発的)動機。(強い|弱い)リーダ。
  • バーチャルチーム。ネット上で話し合えないことなんてないのですよ。リアル・チームより生産性、創造性で勝るバーチャル・チームの優位性。
  • チームのアンサンブルづくり。「音楽がファンを置き去りにしていく状況が生み出されつつあるからこそ、原初的コミュニケーションがより大切になっていくのでは。」いっしょに音楽をやっている人がいる。凄い音楽をやらなきゃ申し訳ない。「勉強しない指揮者ほど役に立たないものはない。勉強できていない指揮者ほど世のなかに不必要なものはない。」「手で表せ。口で言うな。舌を使うな。手の表情で全部出るはずだ。」「指揮者として僕が肝に銘じていることは、オーケストラもオペラも、ベテラン、中堅、若手を問わず、彼ら彼女ら、そしてお客さんとの「共感性」を大事にして、いっしょに「音楽する」こと。そう、小沢征爾の音楽はコミュニケーションなのです。
  • チーミング
  • チームとグループは異なる。規律が高業績を生み出す。これらの成功例に共通することは、「チームの成果」であるという点だ。チームは、グループ・ディスカッションや会議、意思決定を超越し、さらに情報やベスト・プラクティスを共有すること以上の成果を志向するものだ。[チーム内でかわされるコミュニケーションの中身が具体的になり、メンバー間に建設的な対立が起こる。][チームは達成すべき成果に集中できる。同時に、その達成にどれくらい近づいているかわかる。][具体的目標を設定することで、メンバーの職位の違いを平準化し、これがチームの行動様式に反映されていく。][チームは広範な目的を追求するなかで、小さな成功体験を積み重ねていく。][メンバーの自発的行為を促す。]チームが少数編成であることは、成功の必要条件というよりも、むしろ実際的な方向性を示しているにすぎない。メンバー同士の真摯な約束
  • 大プロジェクトは小さく管理する。メンバー一人ひとりが問題発見と解決にあたる。垂直と水平のバランスをはかる。だれも事前にすべてを予測できない。そして、発見と達成を追求するなかで、組織の知識や創造性を解き放たれる。残念ながら、このアプローチに科学的手法など存在しない。ただただ反復するしかなく、お決まりの分析などではない。