デザイニング インターフェース

読みました。
アレクサンダーのパタンランゲージが、建築物とそこに住む人のインタラクションのデザインを
「パタンランゲージ」にまとめて、建築家とユーザを中心としたステークホルダーの「共通の語彙」を創ることが
重要なポイントと解釈するなら、デザイニング インターフェースはその筋から外れていない。

人とコンピューター(情報)とのインタラクションに関するアイデアがパターン形式でまとめられている。
ページがカラーなのはいい。



以下は本からの豆知識。
ソフトウェア工学におけるパターン活動は、ウォード・カーニンガムとケント・ベック
オブジェクト指向プログラムのためのパターン言語の使用(Using Pattern Languages for Object-Oriented Programs)」
の発表が発端。
実はこの内容がGOF本のようなソフトウェアの内部構造と振る舞いを示したパターン集とは異なり、
人とコンピューター(情報)とのインタラクションに関するものであった。

デザイニング・インターフェース ―パターンによる実践的インタラクションデザイン

デザイニング・インターフェース ―パターンによる実践的インタラクションデザイン