デザイニング インターフェース
読みました。
アレクサンダーのパタンランゲージが、建築物とそこに住む人のインタラクションのデザインを
「パタンランゲージ」にまとめて、建築家とユーザを中心としたステークホルダーの「共通の語彙」を創ることが
重要なポイントと解釈するなら、デザイニング インターフェースはその筋から外れていない。
人とコンピューター(情報)とのインタラクションに関するアイデアがパターン形式でまとめられている。
ページがカラーなのはいい。
以下は本からの豆知識。
ソフトウェア工学におけるパターン活動は、ウォード・カーニンガムとケント・ベックの
「オブジェクト指向プログラムのためのパターン言語の使用(Using Pattern Languages for Object-Oriented Programs)」
の発表が発端。
実はこの内容がGOF本のようなソフトウェアの内部構造と振る舞いを示したパターン集とは異なり、
人とコンピューター(情報)とのインタラクションに関するものであった。
デザイニング・インターフェース ―パターンによる実践的インタラクションデザイン
- 作者: Jenifer Tidwell,ソシオメディア株式会社,浅野紀予
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2007/01/23
- メディア: 大型本
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