HBR 2007/9
Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2007年 09月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/08/10
- メディア: 雑誌
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「完全なるリーダーはいらない」で、久しぶりにピータM.センゲの名前を見た.
論文のなかでは、リーダーとしての重要な要素として「状況認識」「人間関係の構築」「ビジョンの策定」「創意工夫」をあげ、この4つを完璧にこなす完全なるリーダーなんて漫画みたいなヒーローはいないから、分散型リーダーシップでカバーしようと提案している.
下記は、「完全なるリーダーはいらない」の中から、リーダシップ能力のセルフチェックのめも
相変わらず、ラーニング学派は私に手厳しいメッセージを送ってくる(笑
状況認識力が弱いことを示す状況
- 自分はだいたいいつも正しいが、他人は間違っていることが多いと強く感じる。
- 自分の見解は現実を正し描いているが、他の人の見解は違うと感じる。
- 企業や業界の変化が、自分にとって不意打ちであることが多い。
- 変化が起こった時、「間違っている」と憤慨する場合が多い。
人間関係力が弱いことを示す状況
- プロジェクトが失敗すると他人を非難する。
- 周囲の人たちはいつも自分をがっかりさせたり、期待を裏切ったりすると感じる。
- 仕事で人と話す時、不快感をもよしたりイライラしたり、論争になったりする。
- 一緒に働く仲間に信頼できない人が多いと感じる。
ビジョンを描く能力が弱いことを示す状況
- 仕事では、次々にピンチが訪れて、その対応に追われてばかりのような気がする。
- 大きな目標がなく、あちらこちらと場当たり的に進んでいるような気がする。
- 「なぜこんなことをしているのか」とか「これが本当に役立つのか」と思うことが多い。
- 家族や友人に自分の仕事のことを熱く語ったのはいつのことだったか、思い出せない。
創意工夫が弱いことを示す状況
- 会社のビジョンがわかりにくく感じられる。
- 会社のビジョンと目の前の仕事を結びつけるのが難しい。
- 会社の理念と実際の組織との間にギャップがあって、機能障害が
怒っている起こっているようだ。 - 何か変化が起こっても、やがていつもの状態に戻ってしまうようだ。