HBR2007 10

この領域の学習は若干少なめだなと、ドラッカーの本を読んで思っていたわけで.
一番に目がいくのは、セオドア・レビットの「顧客との絆をマネジメントする」かな.
この人は1960頃にこの界隈ではちょう有名な「マーケティングの近視眼」の論文を出している.
詳しくはぐぐってね.
(この人が発明した概念(顧客の視点)がなきゃ、ユースケースのアクターなんてこの世に存在しなかったと勝手に妄想しているw


読んでの気づき.マーケティンングやCRMって、もっと遠い存在と思っていたが、
よくよく考えるとインクリメンタルかつイテレーティブな開発においては、
ソフトウェア開発の活動自体にマーケティングCRMが含まれている訳で。
マーケティングCRM活動は、ソフトウェア開発のメタファでもなんでもなく、ソフトウェア開発そのものの一部)

「ふりかえりやリリース・イテレーション計画のミーティング、メンテナンス、などなどの活動を通じて
cosutomerとdeveloperの間に具体的にどのような共通の経験を得て絆を築いていくか?」は、
ソフトウェア開発の成果・過程を顧客の視点でデザインする上でとても重要だと思う.