Specをまとめることのおもしろさ、むすざしさ

http://d.hatena.ne.jp/m_pixy/20080327#p4
にゆるやかに反応.

残念ながら私の場合、ミドルウェアばかりで、特定分野のドメインエキスパートとSpecをクリアにした経験はない.ただ、アプリ側ミドルウェア側の関係性から少しだけ語れる.


Specをまとめるもう一つ前段階の話.リリース先に足を運び、関係を結びつづけていると、時々ひょいっとキー情報にアクセスできることがある

ぼくにとって、Specをまとめるおもしろさは、キーとなる情報がリリース先側、開発側にバラバラに散らばっており、それらを「くるくる」って紐付けて「ぐいっ」とカタチにしていくところ.
帰り道とか一人で歩いているとき、文書を書いて考えが整理できたときは好き.

むずかしさは、なかなか共通理解ができない点.会話、文書、デモ、xUnitを使ったSpecのようなテストの総力戦でも、共通理解の到達はむずかしい.特定ドメインのアプリの共通理解はもっと難しいだろう.
つい、いらだちを相手にぶつけると、いらだちが返ってくる.いらだちを相手が示すことがあるが、いらだちで返さず、別の展開にもっていくのも難しい.

論理力が必要なのか、粘り強さが必要なのか、あるいはもっと別の何かが必要なのか...