ラピッドデベロップメント
ラピッドデベロップメント―効率的な開発を目指して (MicrosoftPRESS)
- 作者: Steve McConnell,日立インフォメーションアカデミー
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 1998/05
- メディア: 単行本
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大学時代は気づかなかったが、この本、タイムボックス、サインアップ、発展的プロトタイプ、小さな目標など、アジャイルと相関関係が強い用語がいくつか出てくる.トリアージという言葉も見つけたよ.
利点と副作用が書かれていて、この冷静さは,好き.
今日、気になったのは、インクリメンタル、イテレーティブのバリエーション.
この本では、発展的配布、発展的プロトタイプ、段階的配布などなどの言葉で、分類されている.
段階的配布は、ウォーターフォールと相性がいい.
発展的配布、段階的配布は、インクリメンタルにリリースする.
発展的プロトタイプは、イテレーティブに開発して要求を獲得.リリース可能な状態になって初めてリリースなので、インクリメンタルにリリースすることは意図していない.
発展的配布は、段階的配布と発展的プロトタイプのバランスを取る.
スクラムのスプリントは、3つの中では、発展的配布に近い.タイムボックスと組み合わせ.
イテレーティブは、顧客からのフィードバックの意図が強く、
インクリメンタルは、進捗把握の意図が強い.(でいいのかな?)
3つの違いとか、詳細が、気になったら本屋で立ち読みしてね.