「XPに関して最近考えたこと」に緩やかに反応

最近、懸田さんのブログが再開してちょっと嬉しい.

私がXP–Agileに最初に惹かれたのは、何だったんだろうなぁ.技術的なものよりも、ボトムアップ的雰囲気からかな.

私は元々、大学では生産管理系を学んでいたので。QCサークル活動とかカイゼントヨタTOC、Leanなどの基礎用語は普通に頭に入っていた。

入社前の6年ぐらい前、平鍋さんと初めてお会いして会話した内容.覚えているのは、JUnitのグリーン、レッドと見える化だったかな?
この時点で、平鍋さんのアンテナにはLean系がターゲット内であったのは覚えている。

新入社員の時に天野さんと組んで、すぐに「ファシリテーション」というキーワードが耳に入るようになった.

入社2-3年ごろ後に、角谷さんや和田さんと組んで、TDDやリファクタリング、計画ゲームいったところをリンク.


今の関心ごとは、ユーザ・顧客と開発者の関係性.この周辺って、異なるコンテキスト、異なる習慣、異なる語彙を持つ人たちが、集まるわけで。そりゃ開発が簡単にできないわけだ。

業務系もWebサービスニコニコ動画のように、開発者とユーザがコンテキストを共有しながら、語彙をWikiDSLでビルドアップしつつ、サービスがインクリメンタルにつくり込めたらなぁと、最近、ニコニコ大百科のリンクをたどっているときに漠然と思った.

追記

Wiki(XP)が育つには、コンテキスト、思想、文化,感情の共通的体験が基盤に必要なのかなとニコニコ大百科を読んで思った.