原則に基づいた交渉

最近会社の人が「ハーバード流交渉術」を読んだらしいので、ラピッドデベロップメントの関連セクションをちょろっと読み返した。

ラピッドデベロップメントでは、開発者がよい見積りをするための、必須のスキルとして「原則に基づいた交渉」が紹介されている。

本の流れとしては、
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納期を短縮したいというきわめて普通の希望から、開発者はスケジュールプレッシャーうけて、開発者が楽観的見積りとその納期遵守に約束をしてしまって、プロジェクトがドボーンというよくあるアンチパターン

そこで、原則に基づいた交渉。ドボーンをさけるには、開発者自身が交渉について学びそれを見積りに生かす必要があるよ。

開発者の気質として「交渉」をさける傾向があるけど、ほっとくとパワーゲームが展開されて、繰り返しアンチパターンに陥っちゃうよ。このパワーゲームをはねのけ、まともな意思決定ができる状況をつくって、見積りをするのも開発者の仕事なんだよ
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の流れ。

「原則に基づいた交渉」の4部構成をメモ

  • 問題から人を分離する
  • 立場ではなく、利益に焦点を置く
  • 相互利益のための選択肢を創案する
  • 客観的な基準の使用を主張する