オートポイエーシス―第三世代システム

オートポイエーシス―第三世代システム

システム論の一派であるオートポイエーシスにチャレンジしてみた。これは好みが分かれるね。

説明しようとしたが、難しかったのでやめる。適当に吐き出し。


自己言及による生成システム。コミュニケーションが産出するのはコミュニケーション。差異の連鎖。メタの不在。システムには、まず動作がある。古典物理学のように、まず空間があって、時間があって、物質があって、運動法則にしたがって物体が運動するのようには考えない。一般的な組織論のように、まずビジョンや目的があって、アクションがあるのようには考えない。観察者という、特別なポジションを放棄。主体と客体の喪失。システムそのものの視点に近づくように。記述する言語 <<< 生成する言語。オートポイエーシスは元は、細胞の運動、神経システム系の法則を説明するために。


ゲーデルエッシャー・バッハの本を読んだときは、自己言及と人工生命との関係がさっぱり読めなかったが、この本を読んで、何かつながりを感じた。

ボームが内包秩序で、科学するための記述言語(あるいは生成言語)として、動詞中心の言語設計を行ったりしていたが、何か似たものを感じた。