再帰とダイアローグ

記号と再帰の余韻に浸りながら、ひさしぶりにダイアローグを斜め読みした。

ダイアローグの活動は、再帰的なSelf定義による継続的な変容プロセスだ。「(自分|私たち|*)が大切にしているプロセス(習慣)は○◎だ」「(自分|私たち|*)が大切にしている価値は○◎だ」の結論を保留し、再定義を継続する。「○◎であるべき」といった考えの前提/想定を見直し、それがただの思い込みであれば手放す。前提/想定の見直しは、時として苦痛が伴う場合がある。


(自分|私たち|*)が大切に思っていることや習慣を手放すシーンを想像してほしい。例えば 、今の(ウォーターフォールアジャイルな開発)の根底にある価値の判断基準を学習棄却し、別の新しい何かを求める(自分|私たち|*)を。


記号と再帰: 記号論の形式・プログラムの必然

記号と再帰: 記号論の形式・プログラムの必然

ダイアローグ――対立から共生へ、議論から対話へ

ダイアローグ――対立から共生へ、議論から対話へ