ダンシング・ヴァニティ

ダンシング・ヴァニティ (新潮文庫)

ダンシング・ヴァニティ (新潮文庫)

読み始め。文体が変わっている。文章がコピペされつつも差異がある。
場面が次々と変わって & 変わらず反復しながら。。。。。

一人?の主人公のショートストーリーをシームレスに繋げてた感じ。夢の中の話と思いきや現実の話と思いきや幽霊や幻覚を見る話と思いきや時間ループの話と思いきや差異のある並行世界の話と思いきやタイムトラベルの話と思いきや妖怪話と思いきや。。。。

一般的な人の知覚/振る舞いの選択の暗黙前提である時間、空間、外側の世界(日常)、内側の世界(感情、夢)、内外グレーの世界(幻覚?幽霊?思い出?)の境界が無視されて、ごった煮で話が進んでいく.

主人公が体験していることは、夢の世界だろうが、普通の世界だろうが、心の中だろうが、幻覚だろうが、気にせず ”すべては現実なんだ”と 仮定して読み進めるのがコツのようだ。