言壷

言壺 (ハヤカワ文庫JA)

言壺 (ハヤカワ文庫JA)

品川の本屋さんで平済みされてたので購入した。本屋で探してたんだよね、これ。

この種の文は、いくつか読んで、ある程度耐性はある方だと思うが、やっぱ中毒性はあるね。読んでるとこの本の言葉が僕の体に心に浸食してくるような感覚を味わえて、ぞくぞく・わくわくするタイプ。(世界|私)の運動そのものの一部としての言語観。現実空間と言語空間が分離しているのではなくて深く深く相互浸透している言語観。ネットワーク空間と現実空間が相互浸透している言語観。虚構と現実が相互浸透している言語観。(世界|私)を記述する道具としての言語観ではなく、(世界|私)の核心に迫る深い洞察を導きつつ、(世界|私)を突き動かす、(世界|私)を生成する言語観。うーん、うまく説明しずらいね。この本を読んでいると、私は、プログラミング言語WikiやTDDや DDD 8 章やその他もろもろを連想する。

(プログラミング)言語-私-機械-世界に興味がある人ならおすすめの本です。