読書ログ: Yコンビネータ−

Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール

Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール

RubyKaigi2013の際に、 カドさんとの立ち話で、この本に触れてて、気になっていたので読んだ。「ドロップボックス」はまだしも、「ヘロク」「モンゴDB」など見慣れないカタカナ。。。そのうちカタカナが見慣れるようになる時代が後から来るのかな。。。

エンジニア & スタートアップに関わる人向けに、Yコンビネータ−でポール・グレアムがどんな風に立ち振ち振る舞い、助言するかが読めるのがこの本の魅力の一つ。「人が欲しがるものをつくれ」「早くローチンすること」「ゴールドラッシュ時は(金脈を掘るのではなく)ツルハシを売ること」「ハッカーはすぐにコードを書いてしまう。メインは外にでて営業すること。副業でコードを書くこと」「直接会って話しをすること」「打たれ強くなれ」「成長率に目を見張れ」などなど。ポールの役割は、「インキュベーター」でいいんだっけ。「ハッカーと画家」とは違うポール・グレアム像。断片的にはチアリーダー かつ 悪魔の代理人と、変わったロールの組み合わせのようにも感じた。ダメ出しをよくやってるようだが、受けた方は、元気づけられている。

Yコンビネータ−やシリコンバレーで働く スタートアップ系エンジニアが大切にしていること、文化が少し垣間見ることができるのもこの本の魅力の1つ。だいぶ僕が見てきた風景と異なるなぁ。


読んでる限りは、寝る間も惜しんで、レッドプルを飲みながらすごく熱中している、事業の成功の打率は低く、当たったらホームランって感じがする。