読書ログ: Yコンビネータ−
Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール
- 作者: ランダル・ストロス,滑川海彦,高橋信夫,TechCrunch Japan翻訳チーム
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2013/04/25
- メディア: 単行本
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RubyKaigi2013の際に、 カドさんとの立ち話で、この本に触れてて、気になっていたので読んだ。「ドロップボックス」はまだしも、「ヘロク」「モンゴDB」など見慣れないカタカナ。。。そのうちカタカナが見慣れるようになる時代が後から来るのかな。。。
エンジニア & スタートアップに関わる人向けに、Yコンビネータ−でポール・グレアムがどんな風に立ち振ち振る舞い、助言するかが読めるのがこの本の魅力の一つ。「人が欲しがるものをつくれ」「早くローチンすること」「ゴールドラッシュ時は(金脈を掘るのではなく)ツルハシを売ること」「ハッカーはすぐにコードを書いてしまう。メインは外にでて営業すること。副業でコードを書くこと」「直接会って話しをすること」「打たれ強くなれ」「成長率に目を見張れ」などなど。ポールの役割は、「インキュベーター」でいいんだっけ。「ハッカーと画家」とは違うポール・グレアム像。断片的にはチアリーダー かつ 悪魔の代理人と、変わったロールの組み合わせのようにも感じた。ダメ出しをよくやってるようだが、受けた方は、元気づけられている。
Yコンビネータ−やシリコンバレーで働く スタートアップ系エンジニアが大切にしていること、文化が少し垣間見ることができるのもこの本の魅力の1つ。だいぶ僕が見てきた風景と異なるなぁ。
読んでる限りは、寝る間も惜しんで、レッドプルを飲みながらすごく熱中している、事業の成功の打率は低く、当たったらホームランって感じがする。