仕事のみなおし
プロジェクトのメンバの入れ替わりなどイベントがあり、これを機会にプロジェクトのロールや個人が持つべき気質を整理してみた。
ロール(分類は私の独断と偏見です。)
ロール名 | 仕事の内容 |
---|---|
サポートエンジニア | すでに運用中のシステムの不具合調査・修正、新しくリリースしたものに関する導入サポート等 |
リリースエンジニア | リリース前の動作確認。リリース物件の作成。リリース物件作成のオートメーション化を行う。mavenの知識が必須。オートメーションはうちのプロジェクトの要の1つ |
デプロイヤ | dd記述、ear作成とデプロイ。ear作成のオートメーション化などを受け持つ。 |
開発者 | テストの作成と実装を行う.テスト駆動開発,EJB,Unix文化系開発の知識が必須。テスト駆動開発はうちのプロジェクトの要の1つ |
スコープエンジニア | 週1ペースのイテレーションで顧客と仕事洗い出し、見積もり、優先順位付け、サインアップ等を行う。顧客との交渉力を要する。週1ペースのサイクルはうちのプロジェクトの要の1つ |
トラッカー | 日々の進捗管理。チームのムード管理。成果物の管理、チームの健康管理に責任を持つ |
CVS管理者 | CVSを使った構成管理。ブランチ、マージ処理等を行う。CVS管理はうちのプロジェクトの要の1つ |
コーチ | チームメンバの学習支援. |
要求デザイナー | SOAツールの利用シーンを具体的にデザインする。出来た製品を検証する。 |
テクニカルライター | ドキュメント作成。 |
ソフトウェアデザイナー | トランザクション管理、EJB構成、ソフトウェアの内部構造と振舞い、プロジェクト構成などを鳥瞰的にデザインする。 |
ファンタジスタ | 芸術的プレーで顧客を魅了し、チームに活気を与える人 |
チームメンバ全員(今2人しかいない)がこのロールをすべて受け持つ。専門化は行っていない。
よく考えると大変なこった。
個人が持つべき気質
- 学習意欲が高い
- 要素技術、ロールが盛りだくさん。すぐに実践できるレベルに達している人は稀。プロジェクトに入ってから学ぶことが多い
- 一人作業より共同作業を好む
- シングルタスク能力よりマルチタスク能力
- 人が複数のロールを受け持つため。共同所有でタスクのスイッチをしばしば行うため。ブランチの切り替えによる仕事のスイッチを行うため
- 本当にコンテキストスイッチは多い。会話やWikiやソースコードをベースにすばやく思い出す能力が必要
- 人が複数のロールを受け持つため。共同所有でタスクのスイッチをしばしば行うため。ブランチの切り替えによる仕事のスイッチを行うため
- 自立・自律の行動力
- マネージャが仕事を振るスタイルではなく、自身が仕事にサインアップする方式を採用しているため
- 粘り強さ
- EJBは、環境構築、DD作成、デプロイ実行と確認など、何かと心が折れそうなシーンある。
うーん。こんなプロジェクトをこなす人材って、すぐにはみつからないよなぁ。
さらに相棒が3末で抜けることになっている。
いぁ。こまった。こまった。