user_stories

http://brass.to/blog/rspec_user_stories.html
GJ!
そのうち、メルマガで書きたいなぁとメモ.

ユーザストーリのよくあるフォーマットについて、つらづら書く.私の勝手な解釈が混ざっているので注意.

As role, I want feature, So that benefit

「As role」は、ユースケース記述のアクターに似た概念.違いは知らない.
「I want...」が一人称で書いているのはおそらく、ユーザの視点に立って物事を考えるロールプレイング技法から来たのでは?と推測.漫画MONSTERのルンゲ警部を思い出す(ルンゲ警部は、犯人役になりきることで優れた推理を導きだす).

TDDでは先にテストを書くことでAPI利用者の視点に立ち、よいAPIデザインを導くようになっている.同じ発想で、一人称でユーザの視点に立って,よいアプリケーションデザインを導くようにしているんだろう.

「So that benefit」はそのストーリでユーザが得られる嬉しさを書く.ここは、私の頭の中では「ユーザ体験」と連動している.プロダクトバックログ(機能リスト)で優先度を付ける際の貴重な情報源になる.

ユースケース記述では、人とソフトウェアの機械的なインタラクションを言及しているが、ユーザストーリでは言及しない.

ユーザとソフトウェアのインタラクションの情報を残すなら、ユーザストーリは選択しないこと.イテレーション毎に運用(操作)マニュアルをこまめに早めに作るでカバーがよいのかなぁは、スクラム的発想.

理想では、ユーザストーリは顧客が書く.ユーザストーリが顧客と開発者(とコンピューター)の共通の語彙になってくれる時代がやってきたらいいなぁと.