[本]HBR


今月号は、リーダシップがテーマです。リーダシップがテーマのときは、HBRの購入率は高い。

近年のリーダシップ論の傾向としては、「EQを超えてSQリーダシップ」にみられるソフトなアプローチの記事の割合が多くなっています。また、そのソフトなアプローチをテーゼに、アンチテーゼ、シンテーゼを展開する記事も目立つようになりました。


一番印象に残った記事は、アフガニスタンの社会/文化/経済の復興を目的としたNGO団体のある若い人へのインタビュー記事。「My Extreme MBA- 彼がイラクで学んだこと。逆境がリーダシップを育てる」

目的達成のため、優先付けのシビアさに、ぴりっときた。(例えば、麻薬密売を黙認して、代わりにテロ対策を実現する。経済発展を優先させて、民主制ではなく独裁政治を採用する。などの割り切りが求められる場合もある。)

あぁ、なんか世界がちがうなと。