アート・オブ・デベロップメント
アート・オブ・アジャイル デベロップメント ―組織を成功に導くエクストリームプログラミング (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: James Shore,Shane Warden,木下史彦(監訳),平鍋健児(監訳),笹井崇司
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2009/02/18
- メディア: 大型本
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Good Job!
俺がまだ到達していない妄想レベルのXPがすでに実現されとる。ドメイン専門家とテスターが共同で受け入れテストを作成する話とか、顧客が開発に積極参加を実現するために客先で開発することを選択するオンサイト顧客の話とか。
もちろん、TDDとか技術的なものもきちんと触れている。
cross functional teamや、自己組織化や、リーダシップ論でフォローワーがキーであることの指摘や、変化への不安の話や、信頼や、コーチ、メンター、プロダクトマネジャーに触れたりするところは、著者がモダンなマネジメント理論に精通しているのを感じる。
http://www.infoq.com/jp/news/2008/11/decline-of-agile
の噛み付きから、著者が、技術寄りのXP派の印象があったので、考えを改め直しているところ。
1章から推測するに、著者は、エクストリームな中庸派で、道を極めようとしている人なのね。