読書中 アート・オブ・デベロップメント
アート・オブ・アジャイル デベロップメント ―組織を成功に導くエクストリームプログラミング (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: James Shore,Shane Warden,木下史彦(監訳),平鍋健児(監訳),笹井崇司
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2009/02/18
- メディア: 大型本
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5章を読んだ。これまた、Goodな章だ。
ペアプログラミング、活き活きとした仕事、情報満載の仕事場、根本原因分析、ふりかえりがテーマ。
このうち、今日びりっときたのは、根本原因分析、ふりかえり。
人を非難するのではなく、プロセスを非難しよう。私たちの仕事のやり方の中で、この間違いを起こさせるのは何だろう?どうすれば私たちは仕事のやり方を変えて、問題を起こりにくくすることができるだろうか?
これが根本原因分析だ。
人のせいにしたり個人攻撃をしたりするのに、決してふりかえりを使ってはいけない。
問題が発生したに根本原因を、ある特定の人よりもシステム系(Whole Teamでの仕事のやり方)に目を向け、そのシステム系に手を入れるあたりは、デミングを連想させる。
#著者のストライクゾーンはいったどこまで広いんだ???
この考えは、もっと広まっていてほしい。
一方的に攻撃的になる人の以外に逆バージョンもある。私は、改善案を提案したつもりが、「すみません(私が悪いです)」と謝られ、私の意図とは反して、私が他人を非難しているような構図になってしまうことがある。その度に「違うんです。私が言いたいことは、そうではなくて。。。」を何度も言っている記憶がある。