システム思考

システム思考―複雑な問題の解決技法 (BEST SOLUTION)

３章を読んだ。

一部に、モデル作成者は、自身やモデル作成依頼のクライアントが望むような、悪い意味での予定調和的なモデルを作成するのではなく、厳格さと誠実さ態度をもって、真実の探求することの大切さが触れられている。

モデル構築プロセスを通じて、モデル作成者やクライアントは考えが変わることを受け入れなければならないとしている。例えそれが、嬉しくない事実だとしても。

もし、クライアントの意思決定や行動の根幹にあった価値観や信念に誤りがあった場合、モデル作成者は、それを包み隠さずクライアントに告げることが求められている。

職業倫理に触れているところに好感を持った。