ドメイン駆動設計

エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 (IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践)

読書中。仕様パターンまで。あと、とびとびに読んでます。
パタン記述もこの本の魅力ですが、著者の過去の経験談がいい感じに織り込まれています。
著者のソフトウェア開発に対する真摯な態度が感じ取れて、心が打たれます。序盤、８章、最終の結論等は読んでいると、ちょっと 目がウルウル。

全編に通じて、開発者の対象ドメインに対する積極的なかかわり合い(コミットメント)、ドメインエキスパートと開発者のコラボレーション(相互浸透)の描写が秀逸です。

「簡潔かつ解りやすい Code を形成するとは？」に関心のある開発者なら、3部から読み出すのもお勧め。
ドメインの観点から簡潔かつ解りやすいCodeを形成して、ドメインエキスパートとの議論を深める等、リファクタリング本などとはちょっと違ったことが読めます。