「コミットメント」という言葉の使用における、私の内心の混乱

書籍「ソフトウェア見積り」の引用が強いのかな。私の周りの会話のコンテキストの場合、「コミットメント」は、特定の品質レベルを確保しながら、期限までに納品する約束、コミットメントと見積り(プロジェクトにかかる期間とコストを予測すること)の差異に気をつけようという意味合いで使われる事が多い。辞書(alc)における、「(破れない)約束」、「(契約上の)義務」といった意味合いが強い。

暗黙知の次元」だと、科学探究へ積極的な関与の度合いを示すのに「コミットメント(=かかわり合い)」という言葉を利用しているようだ。辞書(alc)における 「〔人や大義などへの〕傾倒、献身、深い関与」の 意味合いが強くなる。「学習する組織」もこちらの意味合いが強いようだ。

普段「コミットメント」「コミットする」という言葉を聞いた時、私の心の中では、異なる意味合いで、少々混乱している。

ソフトウェア見積り

ソフトウェア見積り

暗黙知の次元 (ちくま学芸文庫)

暗黙知の次元 (ちくま学芸文庫)

学習する組織――システム思考で未来を創造する

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