ゴールとゴール2のつながり

どうして、ゴールドラット先生はゴールで物理法則をもとにしたモノの流れをスムーズする話から、ゴール2の思考プロセスを整える話へ移動したのか、そこが解っていなかったが、私の中で整理がついてきた。

  • 単位時間あたりの儲けのよい商品をばんばん売り、企業活動を繁栄させたい。
  • サプライチェーン全体でモノの流れを整えるのが重要。
  • だが、サプライチェーン内の各々の企業で個別最適化がすでに行われている。個別最適化によって出来た各々のルール、制度、行動習慣、思考習慣は全体では衝突が発生しがち。
  • この衝突が、モノの流れを妨げる要因、(言い換えると、お客様に価値あるものをスムーズに届けるを妨げる要因、企業が単位時間あたりの儲けの速度を遅くする要因)となる。
  • 衝突をほぐし、モノの流れをスムーズにする新しい行動習慣、思考習慣、制度へ移行するためには。。。。
  • そこで、ゴール2の思考プロセスですよ。この道具を使って、対話を重ね、よりベターな行動習慣を獲得し、全体でモノの流れをスムーズに。。。。


集団レベルでの物理な運動と思考の運動の密接な繋がりがイメージが少し広がった。