タスクボードと心の距離
プランニング、朝会がまだ慣れていない場合、開発者が朝会時にタスクを取るという行為の際に不安を感じることが多々ある。「このタスク、具体的にどんな手順でやれば??」「実現方法の技術要素に不安が。。。」「あれ○の場合のシステムの期待する振る舞いって?」「あれ、何をしたらこのタスク終わったと言えるんだろう?」
継続して、その不安が取り除かれ、私がタスクを取るという行為が、もっと自信をもって、もっとわくわくするように心境を変化させる工夫が肝要である。 「不安だどうしよう。。」から「よしやったるぞ!」に変化させるポイントはいくつかある。
- 普段の素振りや実務を通じて技術要素に精通するように努めること(前回よりも技術要素についてちょっとでも理解を)
- ストーリーの受入れ条件(デモシナリオ:実例による仕様)を把握する活動に関り合うこと。「もし自分がデモをお見せする人だったら」とシミュレーションし、前提条件や手順に不明点があるならどんどん質問や提案を。
- イテレーション開発で学んだストーリーの実現手段の段取り手順を何度も反芻。(手順の省略化も忘れずに)
- タスク出しの際は「もし自分がこのタスクをとったら」とシミュレーションしながら、完了イメージや詳細手順を声やボードに表現すること。イメージできず着手できそうにないと思うのならその不安をきちんと表現し、不明点などを積極的に同僚に確認する。
- タスクを始める前に、完了イメージや手順を声に出して説明して、同僚に意見をもらう。声に出そうとして出せずに、不安ポイントがあるなら、きちんと不安を説明し、不明点などを積極的に同僚に確認する。
- ペアでタスクを取ってみる。
- etc...
自分がボードへ積極的に関り合いたいと思えるようになっていく工夫は他にも多数あるので探してみて欲しい。